屋根材の種類別耐用年数とは
屋根は使用する素材によって耐用年数が異なります。
最近非常に増えているストレート屋根材。
コロニアルとも呼ばれます。
こちらの屋根材でしたら、20年から30年ほどはもつと考えて良いでしょう。
ただ、屋根材の中でも比較的薄い板状の素材になりますので、衝撃には弱いという弱点もあります。
屋根に衝撃が与えられることはそうそうありませんが、例えば大雪などが降って強い力がかかると、劣化したストレート屋根材の場合、ひび割れなどの可能性もあります。
そういった観点から10年、15年ぐらいを一つの目安にメンテナンスは行った方が良いでしょう。
そしてさらに強度が高いのが瓦屋根です。
昔ながらの日本瓦を見てもわかるように非常に厚みのある陶器素材を使っています。
高温に焼き上げた素材であり、耐火性や耐食性にも優れています。
瓦屋根の場合は50年以上経っても状態が維持できると言われています。
そうそう修復工事をすることはありませんが、表面の変色や瓦屋根のズレの可能性はあります。
落下する危険性はないのか念のため、確認は定期的に行っておきましょう。
そして非常に割合としては少ないですが、トタン屋根を設置されているケースもあります。
トタン屋根はおそらく一般家屋ではなく、倉庫や工場などで設置されているケースが多いかと思います。
トタン屋根は金属素材なので、サビのリスクがあります。
10年から15年程度が耐用年数の目安となります。